洗濯用洗剤には使用期限があることをご存知でしょうか?
多くの方が洗濯洗剤の使用期限を意識せずに使い続けているかもしれませんが、使用期限が過ぎると洗浄力が低下し、期待する効果が得られないことがあります。
しかし、期限が切れた洗剤も、工夫次第でさまざまな用途に役立てることができるんです!
この記事では、洗濯用洗剤の使用期限の重要性と、期限が過ぎた場合の賢い活用方法についてご紹介します。
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洗濯洗剤の使用期限とは
未使用の場合、使用期限はありません。
液体洗剤・粉末洗剤共に、薬機法により使用期限は設けられていません。
薬機法では「適切な保存状態のもとで3年を超えて性状および品質が安定なものは使用期限を表記しなくても良い」とされています。
しかし、購入後の洗濯洗剤に関して長期保管は推奨しておらず、どのメーカーも早めの使用をおすすめしています。
目安としては
- 未開封の場合:製造から3~4年
- 開封済み・詰め替えの場合:開封・製造から約1年
上記の期間を過ぎると、においや見た目が変化し品質にも影響が出てくることがあるので、変化を感じた場合は使用せず廃棄する事をおすすめします。
洗濯洗剤の使用期限を過ぎたらどうなる?
期限切れ洗剤の影響
使用期限を過ぎた洗濯洗剤を使用しても、健康に害が出ることは少ないですが、洗浄力が大幅に低下する可能性があります。
液体洗剤の場合、香りが変わってしまったり液体がドロドロになることがあるので要注意です。
また粉末洗剤に関しては、固まった粉末が溶けにくくなり、洗濯機に残ることもあります。
保存方法
■液体洗剤
- 直射日光を避け、涼しく乾燥した場所で保管する。
- 温度や湿度が高い場所を避ける。※成分が分離したり、変色することがあります。
■粉末洗剤
- 湿気の多い場所や直射日光が当たる場所は避ける。
- 密閉できる容器に入れて、涼しく乾燥した場所で保管する。
期限切れの洗濯洗剤を有効活用しよう
洗濯洗剤が古くなった場合の活用方法は、意外にもたくさんあります。
- 掃除用洗剤として再利用
- ゴミ箱や排水溝の消臭
- 粉末タイプは除湿剤として活用
- 屋外の清掃
- 布巾や雑巾の洗浄
専用の掃除用洗剤を使わずとも、床・窓・お風呂・トイレ・キッチンなど様々な箇所で活用できます。
更に粉末タイプの洗濯洗剤は、湿気を吸いやすい性質を利用して、除湿剤としても使うことができます。
使用期限が過ぎた洗剤でも、こんなに有効活用できるというのは家計的にも助かりますね。
洗濯洗剤の正しい捨て方
洗濯洗剤(液体タイプ)の場合
少量であれば、トイレやシンク、洗面所から流してしまっても問題ありません。
しかし液体洗剤の廃棄量が多い場合は、水質汚染への影響が大きくなるため同じように流すのはあまりおすすめできません。
その際、一度に流さず分けて数回に分けて流すか「可燃ごみ」として捨てるかになります。
もし「可燃ごみ」として廃棄するのであれば、そのまま捨てる事はできないので、不要な新聞など水を吸うような物と一緒に入れ洗剤を吸わせてから袋に入れましょう。
洗濯洗剤(粉末タイプ)・ジェルボールの場合
粉末洗剤やジェルボールに関しては、そのまま「可燃ごみ」で捨てて大丈夫です。
洗濯洗剤の使用期限まとめ
この記事では、洗濯洗剤には使用期限はいつまで?期限を過ぎた洗濯洗剤の活用方法や捨て方も紹介についてまとめました。
期限が過ぎると、洗剤の品質が劣化し、期待する効果を十分に発揮できなくなることがあります。
しかし、使用期限が切れた洗剤も、掃除や消臭など、他の用途に有効活用することが可能なので無駄を減らす事ができそうですね。